■ 出場メンバー(打順)
CF山賀 2B瀬尾 LF伊江 3B山崎 1B日野 P井原 C川村 SS浅利 RF樫田
■ 投手
井原(勝)
■ 交代
PH南澤 RF田久保
■ 試合詳細
井原、1被安打1与四球の堂々たる完封劇。攻撃陣も20出塁だったが、千葉熱血の固い防御で16残塁の不完全燃焼。
- 1回表
- (熱血は昨秋の公式戦同様、小川が先発)山賀が2-3から四球を選び、5度の牽制をかいくぐって2盗し、YBCの型に持ち込んだが、瀬尾は投手ゴロ。伊江が遊撃ゴロ失策で生き、山崎の左翼フライで2死1.3塁としたが、日野の投手強襲ゴロはうまく捌かれる。
- 1回裏
- 島田稔、二ゴ。木村、遊ゴ。河野、左飛。3者凡退。
- 2回表
- 井原、左翼フライ。川村が二塁ゴロ失策で出て、浅利の三振の後、2盗。樫田が一塁右を抜いて、2死1,3塁とし、さらに2盗して2,3塁となる。山賀が粘って9球目を左翼前に落とし、川村が生還。瀬尾も四球を選んだが、伊江は左翼フライ。(Y1-0熱)
- 2回裏
- 西沢。遊ゴ。等々力、二飛。浅利、遊ゴ失。高橋、三ゴ。
- 3回表
- 山崎、四球。日野、中堅フライ。井原が右翼深くへ二塁打を放ち、1死2,3塁とし、川村が遊撃を襲う安打で、山崎を還す。浅利もストレートの四球で、1死満塁としたが、樫田は三振。山賀は投手ゴロ。(Y2-0熱)
- 3回裏
- 小松、新名、島田稔、3連続三振。3者凡退。
- 4回表
- 瀬尾が遊撃ゴロ失策で出る。伊江の三塁前バントは二塁への悪送球となって、無死1,3塁。山崎が左翼へ犠牲フライを打ち上げて、瀬尾を還す。日野の投手ゴロで、伊江が2進し、さらに3盗。井原が四球を選び、川村の右翼安打で、伊江が還る。浅利、左翼フライ。(Y4-0熱)
- 4回裏
- 木村、投ゴ。河野、中飛。西沢、右飛。3者凡退。
- 5回表
- 樫田、三塁ゴロ。山賀、中堅フライ。瀬尾、三振。
- 5回裏
- 等々力、三振。浅利、一ゴ。高橋、三振。3者凡退。
- 6回表
- 伊江、右翼フライ。山崎、二塁ゴロ。日野、死球。井原、中堅フライ。
- 6回裏
- 小松の強烈な三直を、山崎が一躍して好捕。新名と島田稔、連続三振。3者凡退。
- 7回表
- (熱血は左腕・渋谷へ継投)川村、三塁ゴロ。浅利、右翼フライ。樫田が中堅安打で出たが、山賀は中堅フライ。
- 7回裏
- 木村、一ゴ。河野、二安。西沢、四球。等々力の遊ゴを、浅利-日野が併殺に取る。
- 8回表
- (熱血は木津=元YBC=へ継投)瀬尾が四球を選んだが、伊江の三塁ゴロで2封。山崎の一塁ゴロで、伊江が2進し、日野の三塁ゴロが悪送球を誘って、2死1.3塁となったが、井原は左翼フライ。
- 8回裏
- 浅利、二ゴ。高橋、中飛。小松、三振。3者凡退。
- 9回表
- 川村が左翼安打を放ち、浅利の三振の後、2盗して、樫田の代打・南澤の右翼フライで、3進したが、山賀は二塁ゴロ。
- 9回裏
- (YBCは右翼に田久保が入る)島田好、投ゴ。島田稔、右飛。木村、二ゴ。3者凡退。
■ 戦評
- 特1
- 井原は、27アウトを、三振8、内野ゴロ12、内野フライ2、外野フライ5という内容で、本舞台での強さを示した。
- 特2
- 川村は、持ち前のリード力で井原の好投を支えただけでなく、5打席3安打2打点3盗塁の打棒も光った。
- 特3
- 内外野の守備陣は、井原の熱投に堅守で応え、完封試合の成立させた。